TOPIX 活動報告など
高山建設業協会の各委員会が活動報告いたします。
令和2年7月豪雨災害Ver-2 「地域を皆で支え、守る」災害と戦う ALL TAKAYAMA -荒れ狂う水との戦い-は→こちら
2020.12.8 年末安全パトロールの実施
労働委員会 委員長 中家 宏之
令和2年12月8日に毎年実施している年末パトロールを実施しました。このパトロールは、工事も追い込みとなっているこの時期は作業環境も一段と厳しく焦りと気の緩みから思わぬ事故の発生が考えられることから、一層の労働災害防止の一環として行っております。
今年度も、高山労働基準監督署、高山警察署、高山土木事務所、飛騨農林事務所、高山市の協力を得て、2班体制で「高山地区」4現場、「高山南区」3現場をパトロールしました。

パトロール後、各発注者側、高山警察署、各労働委員の講評があり、最後に高山労働基準監督署の浅井安全課長の講評とともに、宇都宮所長から総括の講評をいただきました。
- 年末を迎え、これから多くの工事が発注さる時期の中、多くの関係者が集まっての有意義な活動。
- 事故防止は関係者が一丸となって取り組む必要があり、定期的に取り組みが必要。
- 重点事項として、墜落防止及び重機関係災害の防止対策。
- 墜落対策として危険を予知した取り組みが必要であり、予知とともに、安全帯等の点検や強度チェックが必要。
- 高年齢者の災害防止が必要であり、高齢者の働きやすい環境整備が災害防止につながる。さらには、負担軽減につながる工夫が必要。

○「高山地区」第1現場
公共 総合流域防災事業(防災・安全)(0県債)苔川発注者:高山土木事務所
施 工:大山土木(株)

○「高山地区」第2現場
県営中山間地域総合整備事業 東高山地区 広殿用水路第4期工事発注者: 飛騨農林事務所
施 工:(有)西分土建

○「高山地区」第3現場
県営中山間地域総合整備事業 東高山地区 広殿用水路第5期工事発注者: 飛騨農林事務所
施 工:野口建設(株)

○「高山地区」第4現場
公共予防治山事業 塩屋洞発注者: 飛騨農林事務所
施 工:桜木建設(株)

○「高山南地区」第1現場
公共予防治山事業 大樽ヶ洞発注者: 飛騨農林事務所
施 工:ナガイ(株)

○「高山南地区」第2現場
公共防災・安全交付金(通常砂防事業)小畑谷発注者: 高山土木事務所
施 工:(株)青木組

○「高山南地区」第3現場
農山漁村地域整備交付金 山のみち 宮・高山線開設工事(一之宮工区)発注者: 飛騨農林事務所
施 工:(株)長瀬土建

2020.11.17~12.4 パネル展示 令和2年7月豪雨災害「地域を皆で支え、守る」災害と戦う -ALL TAKAYAMA-
企画広報委員会 委員長 長瀬雅彦
高山建設業協会では、7月の豪雨災害をどう克服したのかをしっかり次世代に引き継ぐため、災害状況とともにその復旧工事状況の記録等パネルにしたところです。今回、飛騨信用組合本店1階において、令和2年11月17日から12月4日の間パネル展示を実施させていただきます。



2020.10.15 高山工業高校建築インテリア科現場見学会の開催
建築委員会 委員長 林 誠
令和2年10月15日に高校生建設現場見学会を実施しました。- この見学会の目的は、建設業のもつ社会的役割と「もの」をつくる魅力を見学会を通じ高校生に発信して、将来地元建設業への若者の参入を図ることを目的に実施しています。
- 今回は、高山工業高校建築インテリア科の2年生38名を対象に、3現場の見学を行いました。
- また、コロナウイルス感染症対策として「密」にならないよう2班に分かれ、大型バス2台に分乗し、午前は別々現場を見学し、食事の際や、午後の見学でも配慮し実施しました。
- 労働委員並びに建築会員は各現場での待機し、生徒のサポートにあたりました。
林誠副理事長、村田校長先生の挨拶及び建築委員長から見学行程の説明や諸注意をしました。
林副理事長の挨拶では、見学会開催の機会をいただいたことのお礼とともに、現場での物づくりの体験により地元建築業への就職につながることの期待を伝えました。


○第1現場 9:45及び10:45
【高山自動車短期大学新実習棟新築工事】
大面積の施工について、基礎から内装までの工程とともに、監督業務の説明を受けました。
また、岐阜新聞社、建通新聞社から取材に来ていただきました。


○第2現場 9:45及び10:45
【飛騨食肉衛生検査所建築工事】
現場では、食肉検査の特殊性のための施工や外断熱工法等の説明を受けました。


○昼食 11:50
生徒の楽しみでもある昼食は、高山市内の「ひだホテルプラザ」で大広間で密にならないよう配慮して、地元の名産である飛騨牛たっぷりのカレーをいただきました。


○第3現場 13:20
令和元年度41号一之宮除雪センター建築工事
(株)林工務店の中谷建築第1係長より工事内容全体の説明とともに、協力会社からも説明並びに先輩技術者から建築の魅力の説明を受けました。


閉会式に先立って、生徒代表よりお礼の挨拶をいただきました。
林建築委員長より、協会並びに会員の事業や災害復旧活動について説明するとともに、建築業の状況を説明。
工業高校生の皆さんに、地域の建設業を支える、現場の監督員を担っていいただくようお願いされた。
最後に謝辞を述べ閉会した。


ありがとうございました。
2020.10.5~10.8 飛騨高山高校でのパネル展示 令和2年7月豪雨災害「地域を皆で支え、守る」災害と戦う-ALL TAKAYAMA-
企画広報委員会 委員長 長瀬雅彦
7月の豪雨災害の災害状況並びに復旧工事状況の記録等のパネルを飛騨高山高校山田校舎で展示しました。令和2年10月6日には、校内で写真を見ての勉強会が開催されました。その際に、災害の状況や、応急復旧の対応状況、パネル展示の意義などについて説明させて頂きました。
学校の生徒さんから感想もいただきました。(写真の下に掲載しています。)



【飛騨高山高校 2年E組 生徒さんの感想】
- 7月豪雨災害の写真や話を聞いて、あらためて被害が大きかったことが分かったし、ものすごいスピードで復旧作業をこなしているのがすごいと思いました。1人1人がものすごい努力をしてくださったおかげで復旧復興がはやくなったんだと思いました。最新の技術を使って作業をされていると聞いて、高山にもそういった技術を持った人がいることを初めて知ることができました。今日写真を見て改めて土木の仕事は必要な仕事だと思いました。
- 今回、この写真を見て思ったことは、高山の土木の人々はとても強いと思いました。この地域に生まれて幸せ者だなと感じました。22日ぐらいの間で仕事をやり切るなんてすごいです。結構プレッシャーもあったと思います。その中でやり切るのはすごいです。長瀬さんの話を聞いて、とても大きい被害がたくさんあって、一掬いで10tも掬うと聞いて、すげーと思いました。3次元でやるのが初と聞いてびっくりしました。復旧に延べ2,900人もたずさわってすごいと思いました。自分も将来地元で働くと思います。みんなの役に立つようにしたいです。今回はありがとうございました。
- 長瀬さんのお話を聞いて、僕たちはJRが使えないこと、下呂が通れないといことは知っていたけど、そんな時も数千人の使えない方々のため動いてくださっているということを聞いてすごいなと思った。少しでも早く開通できるように大変な作業をしていただきありがとうございました。僕も将来、地元で災害が起きた時は1日でも早く通れるように動けるように、今から技術を身に付けたいです。ありがとうございました。
- 長瀬さんのお話を聞いて、あれだけの大規模な復旧工事をわずか39日間でこなしたことが凄いと思いました。最新技術のICTを用いた工事をするなど、時代の変化を感じることが出来ました。知識面など、まだまだ未熟な私ではありますが、これから少しづつ学校の授業で技術を付けて、飛騨の土木を担っていけるように頑張ろうと思います。貴重な時間をありがとうございました。
- たくさんの土木のスぺシャリストが集い、わずか22日くらいで復旧を終わらせてしまいすごいと思いました。学校や仕事に行く人の交通手段を確保するために毎日働いていて、僕も土木関係の仕事に就きたいと思っているので、災害のおこったときは努力を惜しまず頑張りたいです。写真をみせていただきありがとうございました。
- 7月の大雨の被害はすごいとテレビで見ていて、自然の脅威をあらためて感じたけど、約20日ぐらいで復旧作業をして通れるようにしたのはすごいと思ったし、話と写真を見たり聞いたりして、重機の数や作業する人の数もすごいと思ったけど、天候が悪いのもあったのに早く復旧できたのはすごいと思いました。自分は普通に生活していたのに、外では多くの人が地域のために作業していたのだと知って、改めてすごいと思った。
- 今回、提供していただいた写真を見て、技術のすごさが強く伝わってきました。たくさんの土木の人が少しでも早く復旧しうよとする姿があって、特に「夜間に行う復興」の写真から、土木の人がどれだけすごいのかわかりました。今回写真を見て、たくさんの事を感じることができました。自分もこれからたくさんの人の力になれるように、今日感じたことを忘れず頑張ります。
- 僕は写真を見て、いろんな土木のスペシャリストの方々が、本当に短い期間で道路などを復旧復興してもらえているおかげで、普段の当たり前の生活をおくれているので、土木のスペシャリストの方々は本当にすごいと思いました。また、命がけで地域のために働いてくださることに感謝して過ごしていきたいです。
- 僕は、7月豪雨災害の復旧復興への取り組みの写真を見て、短期間で道路を直すための優れた技術を写真から感じ取ることができました。一つ一つの写真から、7月豪雨災害の規模の大きさを感じ、復旧作業への大変さが分かりました。「夜間も土嚢積み作業」を見た時には、朝から夜まで人のために復旧をしていると考えると、土木の人達はすごい人だと思いました。自分も土木のことを学んでいるので、自分もやりたいと思いました。
- 復旧作業の写真を見て、約20日くらいという短い期間でひどい災害を直すのはとてもすごいと思いました。学校や仕事へ行くための交通手段をなくさないために、JRを素早く復興させて下さったのは、人のためを思っていることなのでとてもすごいと思います。僕もそのような人になって、地域のために頑張りたいです。
- 写真を見て高山市はたくさんの被害を受けていることを知りました。その被害を短い期間でとても素早くていねいに復旧をしていてすごいと思いました。また、今までやっていなかったやり方で、日本初のことをしていて、高山の技術はすごいと思いました。また、地域のことを考えて素早くやろうとすることや、素早く対応していくことを自分もできるようになったらいいなと思いました。僕も土木関係の仕事につきたいと思っているので、災害がおこったときは努力を惜しまず頑張りたいです。写真を見せていただきありがとうございました。
- 今日私は復旧復興の話と写真を見て、私たちが安全な所で暮らせているのは、こういった土木建設者の方たちのおかげなんだなと思いました。写真の中には私が通ったことがある道もあり、改めて感謝しないといけないなと思いました。お話の中に、39日で道を復旧したと聞いてとてもびっくりしました。その39日間はとても大変なものだったとことが写真から伝わりました。夜まで頑張ってる写真や荒れすぎた土地などたくさんの写真やら大変だったんだろうなと思いました。そういったところで命がけで作業しているみなさんがとてもかっこいいしあこがれました。
- 豪雨で影響を受けた場所が非常に多く、交通機関のためにできるだけ早く、一日でも早く復旧作業を行い、夜中車が通らない時間に、みんなが寝ている時間に少しずつ進めていってとてもかっこいいなと思いました。自分達が知らないとこで活躍していて、復旧を行う時に安全も確保し、どのようにしたら次の災害が来た時に今回のようなことにならないようにして、会議を行って話し合って時間をうまく使いながら復旧に向けて取り組んでいるのが伝わりました。
- 今回の夏の豪雨災害はとても大きな災害だったのをおぼえています。自分の知り合いが小坂に住んでいて、自分の家やまわりは被害が大きくなかったが小坂の方は被害がひどくとても心配でしたが、おぼん明けに家に来ることができ会うことが出来ました。こんなにも早く会えたのは土木会社の方が昼夜問わず作業や様々な重機のおかげだったんだと、この写真を見て知ることが出来ました。ここまでの被害を復旧する技術はとてもすごいと思いました。
- 7月豪雨災害を復旧復興へ取り組む写真を見て今回の災害の大きさを知りました。自分の住んでいる場所でも道路が川の水によって流されたり、どろや木などが道路の上にあったりといろいろと災害がありました。でもいろいろな人がすぐに復旧復興されるべく、朝から夜、または夜中もやめる事なく復旧復興させるべく力をいれていてすごいと思いました。このことから自分も人の役に立てるような人になりたいと思いました。
- 7月豪雨災害の写真を見て飛騨地域でこんなにもおおきな災害が続いていたことを知りました。このような災害で活躍している人たちは土木の人たちでほんとうにすごいと思いました。自衛隊や消防の人たちだけでなく、土木の仕事の人が活躍しているので、土木の仕事はなくてはならないと思いました。自分も飛騨を守るために土木の仕事に就きたいので勉強をがんばります。災害が起きた後、地域の人のために素早く作業して復旧作業をしているところがすごいと思いました。今日の写真を見てあらためて土木の仕事はなくてはならないと思いました。自分も地域を支える一員になりたいと思いました。
- 今回の災害復旧ではドローンによる空撮やICT技術の活用など最新の技術をつかったことが分かった。また昼だけでなく夜も作業を行い、短い期間で復旧工事をおわらせたことがすごいと思いました。多くの重機が川に入り工事をしている写真は、今回の災害でかなりの被害が出てしまったが、それを早く復旧しようとしていることがつたわってきました。
- 7月の豪雨では、停電になったり、よく通る道が通れなくなったりと、身近に災害を感じることがありました。ですが停電は半日でなおり、道をふさいでいた土砂もいつのまにかなくなっていました。そのなおすための作業、また他のあらゆる場所でも復旧するためのとりくみがあったことで、今までどうりの生活になりつつあります。その風景を見ることができてとても勉強になりました。
- 7月の豪雨で、自分のすんでいる場所では全然被害がなくて、大きな災害は起こっていないかと思っていました。でも、今回写真を見て、想像よりもたくさんの被害があったことにおどろきました。復旧してくださった方々も、短い期間のなかで急ぎながらも復旧工事をていねいにやってくださっていて、感謝でしかないし、これだけ早く復旧工事を終わらせていてすごいと思いました。
- 豪雨によって道路が崩れてから約1ヶ月で車が通れる道を造ることは本当にすごいと思いました。工事中にもたくさんの雨がふっていたのにもかかわらず、これだけ早く作業できる技術が高山にはあることに驚きました。作業にはたくさんの方々や機械もつかわれていていたので、色々な方々が関わっていることも知ることができました。自分も環境科学科で土木の学習をしているので、将来、今学んだことをいかせるような職に就き、こういった災害が起きたときの復旧・復興作業にも活動できるように頑張りたい。
- 豪雨災害によって土砂災害や川の増水などの被害をうけた中で、すぐに復元し、開通させようと様々な会社が連携している姿が印象深かったです。つねにベストをつくそうと「安全」を志ざし、話し合っていたのが伝わってきました。被害拡大を防ぐため、応急処置を施しそこから復旧工事に動き出す姿から、工事期間までに作業を終わらせる土木関係者の意思がつまっていてかっこよかったです。
2020.9.28「飛騨農林事務所と協会役員による意見交換会」を開催しました
農政委員長 野口 隆盛 、 林政委員長 桜木 学
- 高山建設産業会館2F研修ホールにおいて、令和2年9月28日「飛騨農林事務所と高山建設業協会との意見交換会」を開催しました。コロナウイルス感染症対策として、出席人数は飛騨農林事務所6名、飛騨家畜保健衛生所1名、高山建設業協会7名と少人数とし、密にならないよう会場レイアウトにも配慮しました。なお、家畜にかかる防疫対策の取り組みの関係で、飛騨家畜保健衛生所からも出席いただきました。
- 意見交換会は、理事長(林(俊)副理事長代読)、山田所長の挨拶に続き、関係各課長から事業概要について説明がありました。また、家畜保健衛生所の青木所長より、家畜防疫に関する説明がありました。
- 続いて、会員の皆さまからの意見要望について関尾副所長から回答がありました。この回答につきましては後日皆様に周知いたします。
- その後、自由討議に移り出席理事から意見要望に対し県機関より回答等をいただき約1時間半の会議を有意義に終える事ができました。


- 7月豪雨での農業林業での災害復旧に向け一丸となって取り組むことの決意表明
- 家畜防疫において、万が一に備え出動態勢等準備を整えている
- 地域の安全・安心を守ることを最大の使命とし、平常時のみならず非常時にも万全に対応

- 意見交換により、発注者・受注者双方の考え等を擦り合わすことが必要
- 建設業が生産性向上・働き方改革の中、夢のある産業になることが必要
- 効率的に業務が進むよう相互で尽力

- 中山間地域総合整備事業として、「東高山地区」「高山南地区」を実施
1地区5億円規模で5ヶ年で整備 - 県営広域農道整備事業「飛騨東部」が本年度完了。R3.4に開通予定

- 大規模林道「宮・高山線」 本年度事業費1億5千万円
- 県施工全長2kmを順次整備中

◇村井森林整備課長による所掌事業の概要説明
- 治山施設の災害復旧等の応援協力に関する協定締結
体積土砂・流木の撤去、倒壊した施設の撤去等の実施 - 治山事業は、保安林内における自然災害による復旧工事
(渓間工・山腹工・森林整備)

- 豚熱が9月26日に群馬県で59例目発生
- 豚熱により、県内では、これまでに7千頭を処分
現在、農場でのワクチン接種、野生イノシシへの経口ワクチン散布により鎮静 - 引き続き感染予防と拡大防止が必要。管内の3農場の防疫計画策定
- 建設業協会のこれまでの取り組みへのお礼とともに、引き続きの協力をお願い

- 要望事項の回答については、(別途周知いたします)
大きく4区分(11項目)に対し、回答いただきました

- 農林事務所の指示のもと、事前に準備を実施
- 防疫支援のための班編成構築
- 埋却地の確保や効率的な作業実施のための体制(集合場所)の検討必要

- 公共工事の早期の発注へのお礼
- 防疫にかかる班編成豚熱(高山地区、白川地区)及び鳥インフルを再検討
- それぞれ、必要資材の割出と備蓄を実施。急な発生に対応できるよう準備

◆新井理事(土木委員長)発言
- 防疫対応の事前の計画構築のため埋却地や進入路の特定必要
- 農業の担い手減少の中、機械化や集約化が必要
制度を活用し、集約化により、整備の地元負担軽減が有効

- 7月豪雨災害での取り組みのパネル展示を実施
- 情報の発信とともに、事例による備えが必要
- 道路や護岸は速やかに応急復旧できたが、農業用水が老朽化により補修が困難

- 飛騨農林事務所幹部職員への謝辞

パネル展示(令和2年7月豪雨災害「地域を皆で支え、守る」災害と戦う-ALL TAKAYAMA-)にメッセージをいただきました
企画広報委員会 委員長 長瀬雅彦
2020.9.25~10.2に開催した、パネル展示 令和2年7月豪雨災害「地域を皆で支え、守る」災害と戦う -ALL TAKAYAMA- に、ご覧いただいた皆様からメッセージをいただきました。ありがとうございました。
2020.9.25~10.2 パネル展示 令和2年7月豪雨災害「地域を皆で支え、守る」災害と戦う -ALL TAKAYAMA-
企画広報委員会 委員長 長瀬雅彦
高山建設業協会では7月の豪雨災害をどう克服したのかをしっかり次世代に引き継ぐため、災害状況とともにその復旧工事状況の記録等を作成しました。これらの記録などをパネルにし、高山市役所ロビーにおいて令和2年9月25日から10月2日の間パネル展示を実施しています。





所長 藤井忠直

- 大きな災害での被害についてどう感じましたか
各地で期間降水量が1,000㎜を超える記録的な雨量となり、道路や河川等に甚大な被害が発生したなか、人的被害が無かったことは奇跡的です。これも、地域の絆の強さ、地元への思い、防災力の底力によるものと思います。 - 応急復旧の鍵となったことは
自治会長さんなど地域の方々からの情報提供に始まり、高山市長さんをはじめとする市役所職員の方々や消防団等のご協力、地元建設業協会員の皆さんの迅速な対応により、早期に応急復旧することができました。 - これからの復旧工事についての想い
各種団体からの早期復旧に対する要望を既に受けています。早期復旧に対する思いは皆様と同じです。
市民生活、産業への影響を考慮し、地元の方々や建設業協会員の皆さんのご理解とご協力を得ながら1日も早い復旧に努めてまいります。 - 官民連携のありかたについて
今回の災害で人的被害が発生しなかった大きな要因の一つが、住民、業界、行政が一体となって対応したことであると考えます。
今後一層の気候変動が叫ばれる中、被害を最小限にとどめるには、更なる住民、業界、行政が一体となって対処すべきと考えます。 - 今回の災害を踏まえ地域を支えることの意義
県、市は言うまでもなく、この地域を大きく支えている建設業協会員の力を維持し、有機的に相互に作用させることで、地域の防災力の更なる向上、延いては県民の安全・安心、魅力と活力づくりに繋がっていくものと考えます。
所長 山田幸樹

- 大きな災害での被害についてどう感じましたか
埋没・流失した農地や、押出された立木・土砂等を目の当たりにし、耕作放棄地の解消や、放置林の拡大防止等の重要性を感じました。 - 応急復旧の鍵となったことは
地域の安全・安心の守り手である建設業界関係者や、各農・林業関係団体等による、昼夜を問わない献身的な取組や行政との密接な連携が、迅速な応急復旧や被害拡大防止に繋がったものと思います。 - これからの復旧工事についての想い
安全・安心暮らしの確保とともに、継続的かつ安定的な農業経営の展開や、回復基調にある需要等の波に乗った林業経営の推進のため、一刻も早い農地・農業用施設や、林道・山腹崩壊地の復旧に取組みたいと思っております。 - 官民連携のありかたについて
広大なエリアを有する飛騨地域では、正確で逸早い情報の収集・伝達も、被害拡大防止・早期復旧のための重要なポイントであり、集落毎の専門的知識・見識を持つ人材の育成や発掘など、キーパーソンの存在も連携のために重要と考えます。 - 今回の災害を踏まえ地域を支えることの意義
飛騨地域にとって、重要な基幹産業である農業の持続的発展と農村の活性化、及び 「伐って、使って、植える」といった森林資源を循環利用していく森林経営の推進こそが、双方が有する洪水防止、土砂災害防止、及び水源涵養などの国土保全機能の発揮に結び付き、災害に強い地域づくりが実現できるものと思います。
理事長 大山龍彦

- 大きな災害での被害についてどう感じましたか
かつて経験した事のない降雨量で高山市の谷という谷、川という川が荒れ狂い、水害のおそろしさを思い知った。自然、特に異常時の水の驚異に対応出来るインフラ造りが喫緊の課題と感じた。 - 応急復旧の鍵となったことは
高山土木事務所の的確な判断と情報の提供、そして地域の人々のあたたかい支援そして会員の昼夜を問わない努力が応急復旧の速やかな成功を導いた。 - これからの復旧工事についての想い
相当数・相当額の復旧工事が見込まれる中、土木事務所・農林事務所そして被災地域と連携をしっかりとりながら、我々協会員の力を結集して出来るだけ早く本復旧を終えたい。 - 官民連携のありかたについて
平常時の信頼関係が非常時に生きてくる。地球温暖化の突き進む自然に対して、官民一体となって地域の安全・安心を担保出来る様、備えなければならない。今回の災害を奇貨とし強い郷土作りに励んでいきたい。 - 今回の災害を踏まえ地域を支えることの意義
地域の安全・安心・強靭化を引き受けているこそ地元建設業の存在意義がある。日頃から土木事務所・農林事務所・市役所と情報交換に努め、また会員企業のより一層の充実をはかり、尚かつ地域の情報をしっかり把握して、この高山市を支える事によって建設業が地域の基盤産業としての立場を確立できる。
丹生川地内衆議院議員金子俊平議員、県議会議員高殿尚議員による被災地視察


県幹部による被災地視察

R158 久手地内平湯トンネル入り口部の土砂流失

被災状況をドローンによる空撮

R158 久手地内 土石流発生による浸食状況





R158 丹生川町 日面地内 土砂流失

道路が川のように土砂が流れ込む









ボトルユニットを使用して洗掘場所の根固め作業

地元住民との対話 被害状況を語る



朝日町 秋神地内 黍生谷
土砂が道を塞ぎ孤立状態に
夜間も作業が続けられる

横断ボックスカルバート内も土砂の撤去が続く





トヤノ谷 道路に土砂が流失

清掃が行われる

右岸 決壊し、農地にも影響が

令和2年7月豪雨は高山市内に大きな爪痕を残しました。
しかし官民連携協力の中で、迅速な対応において人災がなかったのが幸いでした。無かったのではなく、日頃からの発注者の皆様の予防的な措置を講じてくれたお陰だと感謝申し上げます。
これから本当の早期復旧が始まります。復旧することだけでなく、災害の備えの周知と、この災害をどう克服したのかをしっかり次世代に引き継ぐ為にも会員皆で頑張ります。
今後とも皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
企画広報委員会 委員長 長瀬雅彦
2020.9.18 『令和2年度 (一社)高山建設業協会 物故者法要』を執り行いました
事務局長 黒木壮平
今年も高山市愛宕町にある浄土宗大雄寺にて高山建設業協会の現在の繁栄の礎を築いてこられました会員物故者法要を厳かに執り行いました。
会員参加者39名、事務局4名総勢43名と例年になく多数の皆様にご出席賜り誠にありがとうございました。
これもひとえに会員の皆さまの先人に対する感謝の気持ちと今後も協会を盛り上げていこうという決意の表れだと思うところです。






2020.9.7 飛騨高山高校「緑の農学科群」現場見学会の開催
労働委員会 委員長 中家宏之
令和2年9月7日に参加生徒44名引率教員4名にて高校生建設現場見学会を実施しました。
- この見学会の目的は、建設業のもつ社会的役割と「もの」をつくる魅力を見学会を通じ高校生に発信して、将来地元建設業への若者の参入を図ることを目的に実施しています。
- 従来は飛騨高山高校環境科学科1年生が対象でしたが、高校の学科改正により1年生は「緑の農学科群」に属し、2年生になる時に環境科学科と園芸科を選択することになります。
- そのため、今回は工事現場見学と農場見学を計画し、多くの生徒が環境科学科を選択することに期待するところです。
- また、コロナウイルス感染症対策として「密」にならないよう大型バス2台に分乗し、見学場所も同一時間帯にならないよう配慮し、労働委員は工事現場待機としました。
○開会式 8:40
大山理事長のメッセージ、大塚副校長のあいさつ及び労働委員から見学行程の説明や諸注意をしました。
メッセージで大山理事長は、将来地元建設業に就職してくれることを期待していると話されました。


一般国道158号線中部縦貫自動車道「高山清見線」4工区下切高架橋P1下部工事
- 国土交通省高山工事事務所の圓山建設専門官の中部縦貫道路の説明のあと、ナガイ(株)の坂本管理技術者と島田現場代理人から工事説明を受けました。
- 見学の最後にナガイ(株)のご厚意によりドローンによる記念撮影をして頂きました。
- また、岐阜新聞社、建通新聞社、市民時報社から取材に来ていただきました。


一般国道158号線中部縦貫自動車道「高山清見線」4工区町方坊方地区道路建設工事
- 国土交通省高山工事事務所の圓山建設専門官のICの説明のあと、大山土木(株)の上嶋管理技術者と屋敷現場代理人から工事説明を受けました。
- 見学はバックホウの試乗体験をさせて頂き、生徒は驚きと興奮の様子でした。


生徒の楽しみでもある昼食は清見町「道の駅ななもり清見」で密にならないよう配慮して頂きレストランに隣接する「七郷会館」でいただきました。




中家委員長はあいさつで、「建設業は魅力ある職業であり、将来は地元建設業・林業に就職してくれることを期待している」「農業に進むにしろ、施設の建設や流通には建設業が関与しており無関係ではない」と話され事故も無く無事見学会は終了しました。
- 台風の影響で、午前中は強風、午後からは時々雨で一部説明が聞き取れないところもありましたが、協力して頂きました高山国道事務所様、ナガイ(株)様、大山土木(株)様及び大下園芸様、㈲橋場農園様、お手伝い頂きました労働委員の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。


2020.8.28「県土整備部と協会役員による意見交換会」を開催しました
土木委員長 新井 裕輔
- 飛騨総合庁舎本館2階中会議室において、岐阜県建設業協会により、令和2年8月28日「県土整備部幹部職員と(一社)高山建設業協会役員との意見交換会」が開催されました。 コロナウイルス感染症対策として、出席人数は県土整備部5名、高山土木事務所3名、県協会3名、高山建設業協会8名と少人数とし、密にならないよう会場レイアウトにも配慮しました。
- 意見交換会は大山理事長、船坂県土整備部長のあいさつに続き、野崎土木技監より今年度の予算及び基本方針の説明、関係企画監より所掌事業について説明がありました。
- 続いての意見交換会では、会員の皆さまからの意見要望について、担当理事より述べ、県土整備部幹部より回答がありました。この回答につきましては後日皆様に周知いたします。
- その後、自由討議に移り出席理事からの意見要望・質疑に県土整備部幹部から回答をいただき約1時間半の会議を有意義に終える事ができました。


- 今回の災害に対する県の指導体制へのお礼
- 今後の災害復旧は、協会として住民の安全・安心に向け社会基盤整備を推進する決意表明

- 今回の災害での協会の迅速な対応に対するお礼と、引き続き災害対応への協力のお願い
- 建設業が希望の持てる産業となるため、所要の予算措置の努力と担い手確保を推進

◇野崎土木技監によるR2予算及び基本方針の概要説明
- 今年度の土木費は912億。H25意向徐々に増加傾向。コロナによる税収不足が懸念
- 「清流の国ぎふを支える人づくり」、「健やかで安らかな地域づくり」、「地域にあふれる魅力と活力づくり」の3本柱で政策を実施

◇長瀬建設技術企画監による所掌事業の概要説明
- モデル工事、工事の平準化、入札契約制度の各種取組説明
- 業務の効率化に向け、ASPの活用や引き続き書類の簡素化の取り組み実施

◇小木曽建設業企画監による所掌事業の概要説明
- 建設業の担い手育成及び確保の取り組み説明
- ぎふ建設人材育成・確保連携協議会により産学官一体で推進
- 保護者や小学生を対象に冊子や動画を提供し、建設業の魅力発信

◆新井理事(土木委員長)発言
- 設計積算及び効率的な事務処理について
- 実際の施工に合った歩掛り及び見積り採用や労務単価の見直しを要望
- 効率的な事務処理のために情報共有システムの活用を要望
- 建設業法の改正(監理技術者専任義務緩和)に伴う現場技術者兼務について確認
- 改正に伴い、補佐する者についての現場代理人への扱い等確認

◆長瀬理事(企画広報委員長)発言
- 人員確保について
- 交通誘導員の内、特に資格が必要な道路誘導の人員確保の取り組みを要望
- 今回の豪雨災害における建設業者の対応等の情報発信を実施

◆野口理事(農政委員長)発言
- 効率的な事務処理について
- 一層の書類の簡素化と事務所職員の負担軽減のための増員を要望
- 除雪に使用する機械の単価の改善について意見

◆桜木理事(林政委員長)発言
- 工事管理に対する評価について
- 小規模施工の多い工事において、こうした箇所の管理(測点2ヶ所)も評価対象となるよう要望

◆林(俊宏)副理事長発言
- 7月豪雨災害にかかる復旧工事について、多くの工事が発注される予定。発注者の体制の確認

◆高木県協会顧問
- 災害やコロナウィルス感染等への対応状況変化に向け、建設業界も変化が必要
- 県及び業界の相互に風通しの良い環境を構築して連携が必要

- 県土整備部幹部職員への謝辞

☆コロナウィルス感染対策のための検温状況

2020.8.18「高山土木事務所と協会役員による意見交換会」を開催しました
土木委員長 新井 裕輔
- 高山建設産業会館2F研修ホールにおいて、令和2年8月18日「高山土木事務所幹部職員と(一社)高山建設業協会役員との意見交換会」を開催しました。今回はコロナウイルス感染症対策として、出席人数は高山土木事務所6名、高山建設業協会8名と少人数とし、密にならないよう会場レイアウトにも配慮しました。
- 意見交換会は大山理事長、藤井所長のあいさつに続き、建設関係各課長から今年度の所掌事業について説明がありました。
- 続いて、会員の皆さまからの意見要望について高見副所長から回答がありました。この回答につきましては後日皆様に周知いたします。
- その後、自由討議に移り出席理事からの意見要望に土木事務所長から回答をいただき約1時間半の会議を有意義に終える事ができました。


- 今回の災害に対する土木事務所の指導体制へのお礼
- 協会一丸となって、住民の安全・安心に向け社会基盤整備を推進する決意表明

- 今回の災害に対し協会の協力により迅速に仮応急復旧ができたことへのお礼
- 今後発注する災害復旧工事への協力依頼

◇古川道路課長による所掌事業の概要説明
- 道路改良工事:
国道156号福島工区、尾神橋工区、海上工区
国道361号中之宿工区、下之向工区 - 街路事業:
都市計画道路花里本母線等について整備推進する

◇苅田道路調整官による所掌事業の概要説明
- 道路維持事業:
橋梁補修、橋梁耐震対策、舗装補修、トンネル付属物補修除雪、全面委託、道路施設定期点検、道路パトロール、防災対策、道の駅交通安全対策、雪寒(防雪)対策等について事業推進する

◇三浦河川砂防課長による所掌事業の概要説明
- 河川事業:
宮川、苔川、江名子川での護岸整備及び管内河川において水位計・CCTVカメラ設置 - 砂防事業:
各渓流において砂防3か所、急傾斜5箇所の堰堤、擁壁、法面工実施 - 土砂災害警戒危険区域の指定、新土砂災害警戒情報システムの改修
- 平成30年度災害及び令和2年度災害の復旧と江名子資機材備蓄拠点の運用

◇高見副所長長による7月豪雨災害概要説明と要望事項回答
- 今回の災害は県全体で128億の被害額その約半分が高山が占める
- 要望事項の回答については、(別途周知いたします)

◆新井理事(土木委員長)発言
- 要望事項に対する前向きな回答にお礼
- 設計図書の精度向上について改善に向けて前進は見られるが、今後一層の改善を望む。
- 担当者には現地を把握し、地元要望を盛り込んだ設計書、特記仕様書の作成を求む。

◆長瀬理事(企画広報委員長)発言
- 最近災害復旧にあたっての報道が施設管理者へのインタビュー等から我々施工者へのインタビュー報道へと変化してきており、ありがたいことと思う。
- 情報発信は重要で今回の豪雨災害状況を取りまとめ広報活動を行う予定

◆野口理事(農政委員長)発言
- 県道沿いの用水路工事において、地元からは道路側溝として整備要望があった。農林事務所へ要望を伝えたが所管が違うため困難との回答。こういった場合農林事務所と土木事務所で協議していただき地元要望に応えていただきたい。

◆桜木理事(林政委員長)発言
- 県のコロナ対策による職員の在宅勤務の影響で打ち合わせが出来ず現場がストップした。終息の目途が付かない現状なので迅速な打ち合わせができる体制を構築していただきたい。
- 災害応急工事で施工範囲は洪水位までと指示されたが、防災上いかがなものか。

◆遠山副理事長発言
- トンネル内での通行止め解除に当たっては路面の確認を実施して後解除とするよう業者を指導していただきたい。最近起こったバイクの転倒事故は路面状況が分からず小石に乗り上げたのが原因。
- ICT機械導入工事において1台導入でも全土工数量を対象としていただきたい。

◆大山理事長発言
- 初動災害対応を全面委託業者とするのは、体制がとれない業者もあり問題と思うので一考を望む。また、早期復旧を焦る担当者の気持ちはわかるが、対応業者従業員の人命を顧みないような指示はしないでいただきたい。
- 今回、国会議員が多く災害現場の視察に訪れられた。飛騨を認識頂いている表れ。

○林副理事長閉会あいさつ
- 高山土木事務所幹部職員への謝辞

2020.8.03『歴代理事長の写真額』を理事長室に飾りました
事務局長 黒木壮平
- 先般書類を整理していましたら歴代理事長の写真を見つけることができました。
- 折角の写真ですので、理事長に相談し理事長室に飾ることにしました。サインプレートは加子母森林組合製の特注品です。
- 会員の皆さまにおかれましては、協会にお立ち寄りの際是非ご覧頂きたいと思います。



2020.7.30『白川村における(豚熱)埋却地視察調査』の実施
豚コレラ防疫対策室 室長 野口隆盛
令和2年7月30日に今年度から稼働を始めた白川村飯島の「吉野GPファーム白川農場」が用意する豚熱防疫対策に関する埋却処分予定地の視察調査を実施しました。
調査は岐阜県飛騨農林事務所5名(農地整備課・農業振興課)、岐阜県飛騨家畜保健衛生所2名、白川村2名(教育委員会・基盤整備課)、高山建設業協会4名の総勢13名にて農場からの搬出経路、埋却予定地を視察しました。
課題としては、搬出路が国道利用をしなければならないこと、埋却予定地へのアクセス林道が急峻で狭く、すれ違いが出来ない事が上げられます。
また当該予定地は白川郷合掌家屋屋根葺き替え用の「茅」の生産地になっており、白川村教育委員会との調整も必要となります。
今後、農林事務所による地質調査や湧水調査の結果を受け豚熱防疫対策室として防疫支援隊編成表の見直しを含め、詳細な検討を加えていくこととなります。








2020.7.28 『建設現場パトロール』の実施
労働委員会 委員 垣越亮二(高山班 1班 班長)
委員 東森大樹(高山班 2班 班長)
高山建設業協会では安全活動計画に基づき地区別労働安全パトロールを労働委員会を主体として全会員60社がローテーションを組んで実施しています。
今年度はコロナウイルス感染症蔓延の影響を受け4月、5月が実施できず6月にようやく全3地区実施することが出来ましたが、7月は令和2年7月豪雨災害により影響の無かった地域のみ高山班での実施となりました。
パトロール内容は多岐に亘りますが、特に重大な事故に繋がる「墜落・落下防止」「崩壊落石防止」「重機設備災害防止」「交通安全」に重点を置いています。
今回は、2班8名により高山土木事務所発注工事3か所のパトロールを実施しました。パトロールしていただいた会員の皆さま災害対応でお忙しい中ありがとうございました。
講評:【特段是正指導する事案は無い。現場で注意したことは些細な事かもしれないが、重大事故に繋がる恐れがあるので速やかな措置を願う。】







2020.6.26 『ぎふ・ロードプレーヤ事業』の実施
環境委員会 委員長 川上直樹
一般社団法人 高山建設業協会(大山龍彦理事長、会員数60社)では「ぎふ・ロードプレーヤ事業」として道路清掃や除草、植樹・保育作業等のボランテイア活動を岐阜県の指導の下、平成14年度より毎年実施しています。また、この事業により継続的に地域に貢献するとともに、地域の皆様に道路への愛着を深めていただきたいと考えています。
今年度も6月26日に高山土木事務所管内の県管理道路10か所(白川村、荘川町、清見町3、一之宮町、久々野町、朝日町、高根町、丹生川町)にて午前9時より全会員60社参加人員74名にて、梅雨前線の影響で時折激しく降る雨の中、それぞれの持ち場で植栽木の手入れや沿道の草刈りに汗を流しました。
ちなみに、平成14年度から令和元年度までに800本ほど(ヤマザクラ・ヤマボウシ・ハナモモ・シダレザクラ・オオヤマザクラ・ヤマモミジ・カツラ)植栽をしています。
参加していただいた会員企業の皆様、悪天候の中、事故等も無く無事実施できましたこと感謝申し上げます。ありがとうございました。



○作業後順調に育っている樹木が現れました。

○樹木管理票も損傷はありません。


令和2年度 『年間活動スローガン』及び『月間安全標語』を決定しました‼
- 『令和2年度の年間活動スローガン』『月間安全標語』につきましてたくさんの応募ありがとうございました。去る2月25日及び3月6日労働委員会に於いて厳正な審査により、応募総数696作品の中から優秀作品13作品を選考しました。3月18日の役員会にて承認を得ましたのでここに掲載いたします。
- 受賞作品の作者につきましては、令和2年5月15日開催予定の協会総会において表彰させていただきます。なお、作者名はトピックス上では伏せていますが、会館研修ホールへの掲示及び会員の皆さまへの配布短冊には表示します。



2020.3.18 令和1年度 (一社)高山建設業協会臨時総会を開催
- 令和2年3月18日に協会臨時総会が会員総数60名中、本人出席37名、代理人出席6名、委任状提出数15名の58名で開催されました。
- 臨時総会は定刻の午後1時に開会し、林俊宏副理事長が開会の辞を述べ、続いて大山理事長が挨拶されました。
- 審議に先立ち事務局より、本臨時総会は定款20条の定足数に照らし成立することを報告いたしました。
- 議長に㈱小坂建設小坂守氏が指名され「組織力強化のため会員資格を見直す」定款変更議案が審議されました。
- 審議が尽くされたことから、議長は拍手による採決を求めたところ出席者全員の拍手を認め原案通り可決したことを宣言されました。
- 午後1時20分、林誠副理事長が閉会の辞を延べ臨時総会は無事閉会いたしました。
- 新型コロナウイルス感染予防のための消毒やマスク着用にご協力頂き出席されました会員の皆さまに厚く御礼申し上げます。
◆大山理事長による冒頭あいさつ

◆議長小坂守氏就任あいさつ

マスク着用、間隔の広い椅子席での審議

マスク着用、間隔の広い椅子席での審議

◆審議中の協会正副理事長

2020.2.25 建設雇用改善推進パトロールの実施
労働委員会 委員長 中家 宏之
令和2年2月25日に建設雇用改善推進パトロールを労働委員11名にて「高山地区2班、南高山地区1班」の3班体制で実施しました。
このパトロールは、年度末をむかえ工事も追い込みとなっているこの時期、焦りから来る思わぬ事故の発生防止と、一層の雇用改善に向けた取り組みのため事業所点検も併せて行いました。
講評では、工事現場の安全対策は概ね良好であるが、時節柄気を引き締めて、事故の無いよう万全を尽くして貰いたい旨指導したとのことでした。また、事業所点検では特段の指摘等は無いが、「働く者」に目を向けた雇用改善に努めて貰いたい旨指導したとのことでした。
【現場状況写真抜粋】
中山間地域総合整備事業 荘川清見地区 徳野排水路工事
発注者: 飛騨農林事務所
施 工:(株) 垣源工業

公共 総合流域防災事業 (防災・安全)宮川 0県債
発注者: 高山土木事務所
施 工: (株)技研ユニティ・(株)サクラ建設

公共 総合流域防災事業 (防災・安全)宮川 翌債
発注者: 高山土木事務所
施 工: 大山土木(株)

公共 総合流域防災事業 (防災・安全)宮川 翌債
発注者: 高山土木事務所
施 工: (株)林工務店

公共 総合流域防災事業 (防災・安全)宮川 0県債大八賀川
発注者: 高山土木事務所
施 工: 高村建設(株)

県単 砂防維持修繕(長寿命化)西洞谷
発注者: 高山土木事務所
施 工: 水口土建(株)

中山間地域総合整備事業 東高山地区 中根法力用水路工事
発注者: 飛騨農林事務所
施 工: 野口建設(株)

○事業所点検実施状況
大山土木(株)

2020.2.18 「土木施工技術講習会の開催」
土木委員会 委員長 新井裕輔
例年開催しています「土木施工技術講習会」を高山土木事務所17名、会員65名総勢82名の参加を得て開催しました。
近年、土木技術者の減少や働き方改革等により工事書類の簡素化が急務な状況となっていることから、岐阜県では「情報共有システム(ASP)」「現場遠隔確認システム」を導入し昨年度から本格運用して打ち合わせや書類作成に係る時間的ロスの軽減を図っています。
しかし、残念ながら我々協会員の多くが県工事において本システムを活用している状況にありません。
本日の講習会でのシステムの理解と体験により会員各社がシステム導入による技術者の労力節減を前向きに検討されることを期待するものです。






2020.2.1 「第24回東海雪合戦大会inたかね」に初出場
青年部会長 南 賢太朗
令和2年2月1日「第24回東海雪合戦大会inたかね」に2チーム15名にて初出場しました。
「雪玉から身を守り、雪玉で敵を攻める」のがスポーツ雪合戦です。
難しいルールはありますが、3分の内に相手のフラッグを抜く、または雪玉で相手チームを一人でも多く倒したチームが勝利となります。
勝負のカギは強い精神力と瞬時の判断、巧みな戦術を生み出す「知力」が求められます。
予選参加30チームが1グループ3チームに分かれてリーグ戦を戦いました。残念ながら2チームとも勝ち上がることができませんでしたが、青年部会員の団結力と親睦を深めるとてもいい機会となりました。

使えるのは1試合90個

相手チームを見つめ戦いの合図を待ちます。

雪玉が思うように投げられません。

戦況を見つめ雪玉の供給のタイミングを計ります。

この態勢でどうやって雪玉を相手に当てるか。

戦いが終わりました。疲れたのか、酔って寝ているのか。

会員の皆さまご協力ありがとうございました。

2020(一社)高山建設業協会新年互礼会の開催
事務局長 黒木壮平
令和2年1月10に(一社)高山建設業協会 新年互礼会を開催いたしました。
来賓に議員関係では、金子衆議院議員、渡辺参議院議員(代理大東秘書)、大野参議院議員(代理高井秘書)、滝村金子代議士秘書、高殿県議会議員、
県関係では、奥田高山土木事務所長、上村副所長、大橋副所長、倉地飛騨農林事務所副所長、二ツ寺農地整備課長、
市村関係では國島高山市長、成原白川村長、野中高山市建設部長、
県協会からは山本顧問の14名をお招きしそれぞれのお立場から情勢報告を兼ねたお祝いの言葉をいただきました。
会員の参加者は52社65名の出席で総勢82名と近年にない盛大な会となりましこと厚く御礼申し上げます。







